パーパス
私たちの「たからもの」
九州をもっと
。
九州は一つの宝島です
うつくしい自然、おいしい食材
独自の食文化や伝統文化など
数えきれないほどの
たくさんの宝物があります
そこで働く人、そこに住む人、そこを訪れる人
私たちはたくさんの「人」と、
恵まれた環境の中で
「つながり」という宝物を手に入れ、
成長してきました
お客さまからの「ありがとう」
仲間同士の「ありがとう」
そのつながりとそこから生まれる笑顔が
私たちの原動力です
これからもすべての「つながり」を大切にし
豊かな暮らしと明るく元気なあしたのために
私たちは「変革と挑戦」を続けます
パーパスの策定プロセス
創業から50周年を迎えたイオン九州。次代を担う若手人材の育成と100年企業へ向けたパーパス策定を目的に、若手社員15名のプロジェクトチームを発足させました。
策定プロセスの全体像
-
パーパス策定プロジェクト
の発足【2022年7月】地域の暮らしを豊かにする企業としてこれから50年先までどういう存在であるべきか。SDGsの視点を踏まえ、企業としての将来的な存在意義を考えるため、若手社員15名を公募によりプロジェクトメンバーに任命しました。
-
パーパスとは何か
【2022年9月2日 第1回(研修・個人ワーク)】パーパスの本質的な理解を深めるための講義を開催しました。サステナビリティ社会へ向けての動向を知るのも目的です。まずはパーソナル・パーパスをSDGsの観点で考える個人ワークを実施。その後にパーパス素案を発掘するワークに取り組み、その素案からキーワードを抽出して、メンバー全員で共有しながら分類しました。
-
社会的ニーズと既存事業の棚卸し【2022年10月21日 第2回(ワークショップ)】
「食」と「衣料」の社会的課題からサステナブル社会の実現に向けた「社会的ニーズ」と各事業部門における「SDGs既存事業の棚卸し」を行いました。SDGsの観点から捉えた現状の事業の課題をまずは個人ワークで抽出、その後、2チームに分かれて、ESG(自然資本、人的資本、財務資本)フレームワークをベースに50年先のビジョンを見据えた素案を練りました。
-
共有価値とパーパスの見出し【2022年12月7日 第3回(ワークショップ)】
継承すべき価値は何か、求められる社会からの要請は何か、存在意義は何かなど、共有価値とパーパスの核となるコンセプトを見出すために、優先課題の特定とSDGsの自社目標について意見を交わしました。また、共有価値&パーパスを発掘するためのワークも実施。そのまとめを経営層へ中間報告しました。
-
パーパスの明文化
【2023年1月13日 第4回(ワークショップ)】
パーパスの核となるコンセプトとステートメントを明文化するためのワークで、メンバーはそれぞれパーパスのコンセプトについて素案をまとめて発表。方向性の似ているメンバーで3つのグループに分かれてワークを重ね、3つの案を策定しました。そこから社長も輪に加わり、3つの案に意見交換を重ねます。その結果、再び個人でパーパス素案を「なぜその表現にしたか、明確な答えはあるか」「ステークホルダーから共感・賛同を得られる表現か」「長期的な経営視点に立ったものか」「存在価値が伝わるか」「事業の進化や従業員の意識の変化を踏まえた内容か」などの視点で再検討を行いました。
【2023年1月18日】
再び、パーパスの核となるコンセプトとステートメントを明文化するため、コンセプトとステートメントの1本化を目指してメンバーで論議を重ね、全体案を策定しました。その案を経営層へ報告し、フィードバックを反映した最終的なパーパスのコンセプトとステートメントを確定しました。
-
パーパス起点の新規事業発見【2023年2月10日 第5回(ワークショップ)】
パーパス起点の新規市場発見を目的とした、SDGs達成に貢献する新規事業立ち上げのワークショップを実施。パーパスを基軸としたマーケティング思考を育むためのトレーニングを兼ねたワークでもありました。「従業員が本当に共感・賛同し、働きがいにつながるか」「このパーパスをどのように浸透させていき、ステークホルダーの共感を得るのか」など踏まえ、パーパスを浸透させていく⼿段を思考。そして、メンバー一人ひとりがマイパーパスを宣言し、⾏動の⽬標を発表しました。策定したパーパスを軸に、従業員一人ひとりが自分ゴトとして考え「変革」と「挑戦」に挑み続けてまいります。