(イオン チアーズクラブ熊本・大津)熊本県八代市の晩白柚農園で作業体験!~「フードアルチザン(食の匠)」活動を推進~

2023年8月4日(金)に、「イオン チアーズクラブ熊本・大津」2クラブ合同で、日本の伝統的な食文化を伝える食材や技術を生産者の方々とともに保存、継承する「フードアルチザン(食の匠)」をテーマに、八代市役所 八代地区農業協同組合 果樹部会 晩白柚生産部会長さまなどの協力のもと、活動を行いました。

午前中は、来年1月の収穫期に向けて、子どもたちは熊本県八代市の晩白柚農園で「袋掛け」の作業体験を行いました。これは、小さな実が成長を始める夏、病気や害虫よけと直射日光による日焼け防止のために一つ一つの果実に袋をかける作業です。

午後は、クイズなど交えながら座学で、「晩白柚」の生産量日本一を誇る「八代市」の魅力を再発見するとともに、「晩白柚」についてギネスにも認定された世界一大きな果樹と知り、子どもたちはとても驚いていました。

来年1月の収穫期に、再度収穫体験を含むチアーズクラブ活動を企画予定です🍊

子どもたちは、収穫期が待ち遠しい様子でした。

【ご参考】

◆イオンの「フードアルチザン(食の匠)」活動について

「地域の食文化を守る活動をしてほしい」というお客さまの声をいただき、2001年から取り組んでいる活動です。全国各地で郷土の味を守り続ける生産者の方々とともに、自治体や大学研究機関の協力をいただきながら、日本の優れた食文化の継承に取り組んでいます。

2023年8月現在、40都道府県の41品目で「フードアルチザン(食の匠)」活動を展開しています。晩白柚においては2013年に27品目の「フードアルチザン(食の匠)活動」として協議会を設立しました。

◆晩白柚について

晩白柚は、直径約20cmと柑橘類では最大級の大きさで、甘さと酸味のバランスのとれた爽やかな風味が特徴です。熊本県八代地方では、昭和20年代から半世紀以上にわたり栽培されており、温暖で日当たりが良いという気候に適し、全国生産量の9割を占めています。

一方、栽培は人手による受粉作業や果実の間引きなどに熟練の技術を要することに加えて、生産者の高齢化も進んでおり、後継者不足という問題も顕在化しています。

生産者の自助努力により出荷量を維持している中、地域に根ざした歴史と伝統的な食文化を次代へ継承すべく、イオンは、「フードアルチザン(食の匠)」活動の一環として、2013年10月に「熊本県やつしろ晩白柚ブランド推進協議会」を設立しました。当協議会は、熊本県八代市、氷川町の生産者の方々や八代市、氷川町、八代地域農業協同組合、八代商工会議所などと協力し、当地の貴重な食材である晩白柚のブランド化を通じた生産振興・販売・地域振興に取り組んでいます。

※「フードアルチザン(食の匠)」活動の詳細は、下記からご覧ください。

フードアルチザン (foodartisan.jp)

※「チアーズクラブ」活動の詳細は、下記からご覧ください。

イオン チアーズクラブ | 次代を担う青少年の健全な育成 (aeon1p.or.jp)